五エム丸で釣れたメバル

釣行データ

釣行日 2014年2月26日(水)
船宿 芝崎 五エム丸
釣りもの メバル(一日船)
潮回り 中潮(干潮9:30、満潮14:37)
天候 晴れ / 風波穏やか
釣果 メバル22匹(19~30cm)・カサゴ1匹・ベラ1匹

浅場の高級魚メバル

クロメバル(WEB魚図鑑より引用)

今回のターゲットはメバル(クロメバル)。

浅い磯場・藻場に生息し、肉食かつ貪欲で引きが強いことから大人気のターゲットです。

料理の世界では「春告げ魚(はるつげうお)」と呼ばれる春を代表する高級魚で、大型は1匹1000円以上することもあります。

東京湾に大量にいる魚ではありますが、東京湾の工場付近の魚は臭う場合があります。

(船で狙う場合は大体大丈夫ですが、岸壁からの釣りでは臭う個体にあたることも結構あります)

また、2011年の原発事故の影響で、東京湾奥は川から流れ込んだ放射性物質が溜まっているとの話もあったため、安心して食べたいという思いもあり相模湾でメバルを釣ることに決めました。

イワシメバル

カタクチイワシ(WEB魚図鑑より引用)

船でのメバル釣りには様々なエサが用いられます。

モエビ(東京湾・相模湾の一部)、赤タン(東京湾の一部)、アオイソメ(東京湾の夜釣り)、カタクチイワシ(相模湾)などです。

今回お世話になる五エム丸さんは、生きたカタクチイワシを餌にしてメバルを狙う「イワシメバル」というスタイルです。

イワシメバルの基本的な釣り方は、以下の通りです。

  1. イワシを弱らせないように素早く針に付ける(下あごから上あごまで針を抜き、口を閉じておくと弱りにくい)
  2. そっと仕掛けを投入し、メバルを散らさないようにオモリを静かに着底させる
  3. リールを巻きオモリを底から1m前後まで浮かせる(海底は起伏があるので定期的にタナを合わせる)
  4. コツコツとアタリが出たら食い込むまで待つ(竿が硬い場合は少し竿先を下げて送り込む)
  5. グイグイと竿を押さえ込むアタリが出たらグイーっと竿を立ててアワセ、巻き上げる

基本的にほぼ向こうアワセの釣りで、よほどのことが無い限り誘いも必要ありません。

丁寧にタナを合わせることと、良いポイントに入ったときにどんどん釣る手返しの速さが重要です。

イワシ餌で釣れるメバルは大型が多く、食い込むまでの駆け引きが面白いとのことで、とても楽しみです。

(2018年追記:近年の五エム丸さんではモエビ餌で出船しています)

使用タックル

竿 船宿のレンタル品(3m前後の長めの竿)
リール 船宿のレンタル品(両軸)
道糸 船宿のレンタル品
オモリ 20号ツヤ消し黒が有効なことも?)
仕掛け イワシメバル専用胴突き仕掛け(ハリス0.8~1号・幹糸1.5号・全長2.3~2.7m・ヤマメ針9~10号2本針)
エサ カタクチイワシ

実釣記録

中型~尺メバルが入れ食い!

左舷のトモから2番目に釣り座を構え、午前7時に出船。

連日好調のイワシメバル船は満員です。

ポイントは港回りの磯場付近なので、あっという間にポイントに到着です。

水深は一日を通して5m~10mほどの浅場で、場所によっては海底の地形がぼんやりと見えるほどです。

船長さんの「はい、どうぞ」の合図でスタート。

カタクチイワシを弱らせないように素早く針に付け、そっと投入します。

まずは定石通り、タナは底から1m。すると、1投目からググッと押さえ込むようなアタリが来ます。

ここでアワセを入れても掛からないので、飲み込むまでしばらく待ち、グイグイと引き込むアタリでアワセます!

最初の1匹目なので、きちんと針掛かりしたか不安で心臓はバクバク。

水面に姿を現したのは……で、デカイ!!

そっと抜きあげたのは、26cmほどの良型メバルでした。

船全体でもバタバタと良型のメバルが釣れています。

たまに釣れない時間もありますが、ポイントを流しかえるごとに中型~尺メバル(30cm)のメバルがどんどん掛かります!

良いポイントに差し掛かると、尺近いメバルがダブルで掛かったりと大忙しです。

高級魚の入れ食いに、みんな笑いが止まりません。

後半は失速

お昼頃になると、イカにイワシを食われたりベラに突かれたりとメバルのアタリが減ってきてしまいました。

ミヨシのお客さんにはポツポツとメバルが釣れているのですが、胴の間やトモではほとんど釣れません。

メバルが釣れるパターンとしては、ポイントに船が差し掛かると、最初にポイントに入る「船の前」から「船の後ろ」の順(ミヨシ→胴の間→トモ)に釣れることが多いです。

おそらく日が昇って群れの活性が落ち、食い気のある数匹だけがミヨシのお客さんに釣れる状況なのでしょう。

自分にもたまにメバルらしきアタリがあるのですが、竿が少し硬めのせいか針掛かりしません。

(だからと言ってアタリに対して仕掛けを送り込むと、警戒しているのかエサをすぐに離してしまいます)

胴の間の常連さんは柔らかい長竿を駆使し、不利な釣り座なりにポツポツと釣果を重ねていました。

(浅場ゆえに船の真下は魚が警戒するので、長い竿なら仕掛けを離れた位置に投入できる効果があるそうです)

自分はアタリの大きさに応じて仕掛けを張ったり緩めたりして、なんとか2匹ほど追釣して終了となりました。

釣れるペース自体は常連さんとあまり差が無かったので、チャンスタイムにどれだけ手返し良く釣れるかが重要なようです。

今回の釣果

五エム丸で釣れたメバル

大漁のメバル

今回の釣果はメバル22匹(19~30cm)・カサゴ1匹・ベラ1匹でした。

イワシを食べるメバルだけあってほとんどが良型で、25cm級のダブルなど最高の釣りを楽しめました。

ただ、産卵後で体力が落ちているのか、サイズの割に引きは強くなかったように感じました。

(たまに元気な個体が竿を絞り込んで大慌てでしたが……!)

メバルはクセが無く本当に美味しい魚です。

骨やアラから良いダシの出る煮つけや汁物で、肉厚の身をたっぷりと味わうことが出来ました。

メバルの煮つけ

メバルの煮つけ

メバルのアラ汁

メバルのアラ汁

今日のポイント

竿
  • 竿は柔らかい方が食い込みが良かった
  • 竿は長い方が警戒されやすい船の下から仕掛けの位置を離せて良いらしい(3m前後)
仕掛け
  • ハリスが細いので大型のメバルがダブルで掛かったりするとすぐに痛むので交換する
  • チャンスタイムは短いので仕掛け・エサの交換は素早く行う
エサ
  • カタクチイワシは弱りやすいので頭付近を軽くつかんで素早く針に付ける
  • エサはバケツに入れ過ぎると弱りやすいので少しずつ追加する
釣り方
  • メバルの活性や海底の地形に合わせてタナを微調整する(基本は底から1m)
  • 深いタナを攻めすぎるとベラ・フグ・イカ・カサゴに食われる
  • 意外に根掛かりは少ないのであまりにも食いが渋いときは深いタナを攻めるのもあり
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