久里浜 ムツ六釣船店 LTウィリー五目船で大漁!!

釣行データ

釣行日 2015年7月20日(月・祝)
船宿 久里浜 ムツ六釣船店
釣りもの LTウィリー五目(一日船)
潮回り 中潮(満潮7:00、干潮13:25)
天候 曇りのち晴れ / 風波穏やか
釣果 2人でアジ約80匹(23~37cm)・マルアジ1匹(28cm)・サバ6匹(35~42cm)・イサキ0匹・マルソウダ多数

釣れる物を釣るLTウィリー五目

今回のターゲットは、久里浜沖で絶好調のアジと、剣崎沖で好調なイサキ。

友人Kが家族・親戚用に大量の魚を入手したいとのことで、数が狙えそうなこれらの魚をターゲットにします。

久里浜のムツ六釣船店さんでは「LTウィリー五目」という釣り物で出船しており、アジやイサキを狙えます。

LTウィリー五目では、アジ・イサキが不調なようであれば狙うポイントを変えてその日釣りやすい魚種を狙うようです。

これならきっとボウズは無いだろう、ということで友人Kと挑戦してきました。

使用タックル

アジ・イサキ共通

竿 ダイワ「A-ブリッツ モバイル 73 M-170(→後継機
リール シマノ「プレイズ800
道糸 ゴーセン「DONPEPE ACS 300m 2号
天秤 船宿のレンタル品(片天秤)
クッションゴム 1.5mm 20cm(太さ / 長さ)

アジ用

オモリ 船宿のレンタル品(ビシ60号)
仕掛け アジ用:ハリス2号、全長2m、2本針
エサ コマセ:アミエビ / 付けエサ:赤タン・アオイソメ

イサキ用

オモリ 船宿のレンタル品(本来はビシ40号だがレンタル品のため60号を使用)
仕掛け 船宿オリジナル仕掛け(ハリス1.5号・全長3m・ウィリー5本針、ウィリーは上から順にピンク・白・深緑・黄緑・緑色)
エサ コマセ:アミエビ / 付けエサ:ウィリーのみ

実釣記録

前半は久里浜沖でアジ狙い

船に16人ほどが乗り込み、午前7時に出船。

私は左舷トモから2番目、友人Kは左舷トモから3番目に釣り座を構えました。

空は少しだけ曇っていて、夏の熱い日差しも無く快適です。

ムツ六釣船店の出船時

出船時の光景

15分ほど航行し、水深57~61mほどのポイントに到着。ここではアジを狙います。

船長から「上から56m」などと海面からのタナ取りの指示が出るので、それに合わせて狙います。

(平均しておよそ底から3m前後のタナでした)

開始直後は食いが渋く、掛かっても針掛かりが浅くてすっぽ抜けが頻発しました。

友人Kも中アジ2匹ほどと大型のサバを掛けたりしますが、同じような状況です。

しばらくコマセを撒き続けていると、「ブルブル」っと良いアタリが出ました。

が、これは28cmほどのマルアジ。

このマルアジを皮切りに、大アジの入れ食いが始まりました!!

一投1~2匹のペースで、30cmオーバーのアジが次々に釣り上がります。

食いが良いので針が上あごにかかっており、口切れしないのでタモを使わずにどんどん抜き上げが可能です。

ムツ六釣船店で釣れた大アジの一部

次々に掛かった30cmオーバーのアジ

しかし、速い潮の中でライトタックル用の軽いビシ(60号)を使用しているため、魚が掛かると左右のお客さんとオマツリします。

オマツリさえしなければ入れ食いで魚が掛かる状況なので、少しもどかしいです。

それでも、後で釣果を数えると1人分で40匹ぐらいは釣れていたので、バラした以上に釣れていたようです。

結局、午後のイサキ狙いに移るまでずっと入れ食いの時間が続きました。

途中驚いたのが、1mオーバーのシイラが、針にかかった30cmほどのアジを食べに来たことです。

何回かアジを横取りされそうになり、ヒヤヒヤしながら取り込みました。

後半は剣崎沖でイサキ狙い

全員がアジを釣り満足したところで、今度はイサキを狙いに剣崎沖まで移動します。

ムツ六釣船店での移動中

移動中、友人Kは疲れと暑さでお休みに……

すでにイサキ狙いの大船団がいますが、あまり釣れている様子はありません。

水深10~20mほどのポイントに到着し、釣り始めますが、全く反応がありません。

剣崎沖は水がとても澄んでいて、空もスカッと晴れています。

景色は良いのですが、イサキ狙いにはあまり良くない条件です。

よく晴れた剣崎沖

よく晴れた剣崎沖

最初は船団に船を近付けて釣っていましたが、良いポイントに入れないためか、少し船団から離れたポイントに移動します。

しかし、全くアタリがありません。

一生懸命コマセを撒きながらシャクりますが、常連の方も含めて全く釣れません。

あまりに釣れないのでトイレ休憩をしながら船を見て回ります。

するとなんと、船の反対側(右舷側)では最大35cmのイサキがポツリポツリと釣れています!!

あわてて釣り座に戻りますが、左舷側は完全に沈黙したまま。

左舷側では前回竿頭だった常連さんも一匹も釣れていないので、手の打ちようがありません。

シャクろうが止めようがタナを変えようが、全くアタリがありませんでした。

空のバケツ

ずっと空のままのバケツ

しばらくするとマルソウダが回ってきてしまい、右舷側も含めてマルソウダの猛攻で釣りにならなくなってしまいました。

イサキ用のウィリー仕掛けは細い(1.5号)ので、マルソウダが2~3匹同時に掛かるとブチブチと切られてしまいます。

これには戦意喪失。

コマセを使い切るまで誘い続けましたが、結局最後まで状況は変わらず、14時30分の沖上がりの時刻になりました。

今回の釣果

ムツ六釣船店で釣れた大アジ

今回釣れた大アジ

最終釣果は、2人でアジ約80匹(23~37cm)・サバ6匹(35~42cm)・マルソウダ多数(リリース)でした。

船全体の釣果としては、アジ(23~38cm)18〜62匹・サバ(35~45cm)0〜10匹・イサキ(17~35cm)0〜31匹でした。

イサキは残念でしたが、アジがクーラーボックス一杯になるほど釣れたので満足です。

今日のポイント

アジ

仕掛け
  • コマセへの反応が良かったため仕掛けで大きな差は無かった
エサ
  • 赤タンで十分に釣れた
釣り方
  • アジは海面からのタナ取りだったのでリールに水深計があると便利
  • タナは底から3mぐらいなので底からでもタナがとれるが根掛かりのリスク有り
  • サバを避けるには気持ちタナを低めにする(50cm違うだけで大きく差が出る)

イサキ

仕掛け
  • マルソウダが複数掛かり色々な方向へ走るとハリス1.5号の仕掛けでは切られやすい
エサ
  • ウィリーでの釣果の差はほとんど出ていなかった
  • イサキ狙いではコマセは少しずつ撒くというセオリーがあるが乗船人数が多いと無意味に感じた
釣り方
  • イサキは狭いポイントに船を流すのでとにかく釣り座が重要
  • ウィリーのシャクり方は「ビシッビシッ」と思い切り強くシャクった方が釣れていた(普通は細かく鋭くシャクりながら竿を止めるときは緩やかにやった方糸ふけが出ず良い)
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