調子に乗って絶好調のマダイに挑むも……。

釣行データ

釣行日 2013年3月20日(水・祝)
船宿 金沢漁港 横内丸
釣りもの マダイ(一日船)
潮回り 小潮(満潮8:55、干潮17:06)
天候 曇り(風波少々)→雨(風少々・波高い)
釣果 ボウズ(トラギス2匹)

調子に乗ってマダイを狙いに行く

マダイ(WEB魚図鑑より引用)

今回のターゲットはマダイ(コマセ釣り)。

仕掛けの全長が6m~10mと長く、正確なタナとりが必要なことから、ベテラン向けと言われる釣り物です。

前回のアジの入れ食いに味を占め、「今度は大物が釣ってみたい!」ということで挑戦してみることにしました。

船宿のホームページによると、今期のマダイは絶好調とのこと。

「これだけ釣れていれば、少しはおこぼれにあずかれるだろう」と思ったのですが、現実はそう甘くありませんでした……。

使用タックル

竿 船宿のレンタル品
リール 船宿のレンタル品(電動)
道糸 船宿のレンタル品
テンビン 船宿のレンタル品
オモリ 船宿のレンタル品(ビシ80号)
クッションゴム 1.5mm 100cm(太さ / 長さ)
仕掛け マダイ用仕掛け(ハリス3号・全長8m・1本針)
エサ コマセ:オキアミ / 付けエサ:オキアミ

実釣記録

祝日の恐怖

友人Kの車の都合がつかず、今回は電車で釣りにいきます。

船宿は連日好調の横内丸さん。

金沢八景駅から送迎をしていただけます。

宿に到着すると、祝日ということもあり満員御礼。

空いていた左舷のミヨシから3、4番目あたりに入れてもらいます。

マダイ釣りは6m~10mのとても長い仕掛けを使うので、隣との間隔がとても狭いのを見て「あ、初心者にはまずいかも……」とこの時点で焦り始めます。

チャンスタイムは朝の30分

出船後、水深30~35mで釣り開始。

最初の30分ぐらいは、常連さんがパラパラっとマダイを掛けます。

私と友人Kはというと……。

タナの合わせ方が分からず船長に怒られっぱなし。

「リールのカウンターはずれているので駄目、糸の色で見て!!」

と言われるのですが、天気があまり良くなく、貸し竿の糸の色もくすんでおり、どうもはっきり見えません。

それでも、常連さんに教えていただきどうにかこうにかタナがとれるようになりました。

しかし、そのころにはマダイの食いは止まってしまっていたのでした。

本当、朝の30分って大事ですね。

また、釣れている常連さんを観察していたところ、全ての方が根元から曲がる柔らかい竿を使っていました。

竿が硬いと船が揺れたときに海中のビシが跳ねてマダイを散らしてしまうので、それを避けるためのようです。

貸し竿は硬かったです。一日中手持ちでやるか、自前で用意しなければならないと痛感しました。

そうこうしているうちに海は大シケ、帰港時はズブ濡れになって帰りました。

ボウズの上に寒さと揺れで疲労困憊、修行のような釣行になってしまいました。

今回の釣果

今回の釣果は、タナボケして釣れたトラギス2匹でした。

ボウズの人が引ける船宿のくじ引きで当選し、小型のマダイを1匹もらって帰りました。

酷い釣果でしたが、色々と勉強になった釣行でした。

ただ、友人Kはマダイ釣りがトラウマになってしまったようで、誘っても「もう行かない!」と断言するようになってしまいました。

残念!!

今日のポイント

釣り座
  • 釣り座によって釣果の差が大きい(今回は右舷ばかりが釣れた)
竿
  • ビシが跳ねて魚を驚かせないよう船の揺れを吸収する柔らかい竿が必要
仕掛け
  • 全長8mと長いハリスで投入にコツがいるが意外に絡みは少ない
  • 常連さんの仕掛けはハリスの質が良いように感じられた
エサ
  • 付けエサはコマセのオキアミの中から粒のしっかりした物を付ける
  • コマセ用のオキアミはハサミなどで細かく切っておくと良いとのこと
釣り方
  • タナが命なのでPEラインの色で正確にタナを合わせる
  • リールのカウンターを使う場合は一度PEラインの色で本当の水深に合わせてから
  • 釣れる時間は短いためチャンスタイムに釣れないと悲惨
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