
釣行データ
釣行日 | 2015年8月31日(月) |
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船宿 | 久比里 巳之助丸 |
釣りもの | アマダイ(一日船) |
潮回り | 中潮(満潮5:44、干潮12:02) |
天候 | 曇り / 風波少々 |
釣果 | アマダイ4匹(25~36cm)・キダイ(レンコダイ)・トラギス・ヒメコダイ・ヒメ |
夏にアマダイを狙う
今回のターゲットはアマダイ(アカアマダイ)。
冬のイメージが強い魚ですが、実は夏が旬とも言われている高級魚です。
久比里の巳之助丸さんでは、珍しく夏にもアマダイを狙うことが可能です。
前回のアマダイ狙いの釣行が台風の影響によってアジ狙いに変更となったため、今回は満を持しての挑戦となりました。
使用タックル
竿 | シマノ「タチウオBB 73-210」 |
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リール | シマノ「プレイズ800」 |
道糸 | ゴーセン「DONPEPE ACS 300m 3号」 |
天秤 | ヤマシタ「船テンビンK型 2mm40cm」 |
オモリ | 80号 |
仕掛け | ハヤブサ「SE681 アマダイ シーガー仕様(ハリス3号 2.2m 2本針)」 |
エサ | オキアミ |
実釣記録
外道ばかり活発な剣崎沖
お客さんは全部で4人だったので、左舷のトモに乗り込み、午前8時に平作川から出船。
しばらく航行して、城ケ島の見える水深80mほどのポイント(剣崎沖)に到着し、第1投目。
しかし、誘ってもアタリがありません。
2投目、3投目と繰り返していくと、少しずつトラギス等の外道が釣れ始めました。
しかし、付けエサのオキアミがそのまま返ってくることがあるほど魚の反応が薄いです。
2~3箇所ほど付近のポイントを回っても反応が無いので、船はどんどん沖のポイントへと向かいます。
かなり沖へ出てやっと反応が
しばらくして、剣崎沖とは呼べないほど沖のポイントまで来ました。岸が少しかすんで見えます。
水深は90mほど。
ここで船長さんから「はい、渋いですが1匹上がりましたよ。しっかり誘ってやってみてくださいね」とアナウンス。
どうやら、右舷の方がやっと1匹だけ本命のアマダイを釣り上げたようです。
私も一生懸命誘いますが、ここにきて外道の猛攻が始まりました。
トラギス、レンコダイ、ヒメコダイ、ヒメなど、外道ばかりが1投1~2匹ペースで釣れ出します。
アマダイ釣りの基本のタナは、オモリの位置で底から1m。
1mでは状況が変わらないので、タナを上下させたり誘いを変えたりしますが、全て外道にやられます。
左舷のミヨシの常連さんも同じ状況。
そんな中でも右舷の2人にはポツリポツリとアマダイが掛かり、焦りが募ります。
潮の効くポイントはチャンス
しばらく誘い続けていると、他の場所より潮が効いているポイントに入りました。
なんとなく釣れそうな気配がして一生懸命誘っていると、25cmほどと小ぶりながら、本命のアマダイがヒット!
ミヨシの方とオマツリしながら上がってきました。このポイントは、やはり少し潮が速いようです。
さあ続けて、と思っても後が続きません。再び外道地獄が始まります。
しかも、この海域で釣れるほとんどの魚の口の中には「ウオノエ」という寄生虫が入っていて、針を外す時にとても気持ち悪いです!
船長の力と細かい誘いで竿頭
途中、強く根掛かりしてしまい困っていると、船長さんが助けに来てくれました。
その際、船長さんは「底から80cmあげて、誘って、止めて、誘ってを繰り返してみて」とのアドバイスをくれました。
そこで、「底から80cm」で誘いをかけると、なんと即座に36cmのアマダイがヒット!
ピンポイントでタナを言い当てられる船長さんの力に、ただただ感服です。
自分なりにタナはこまめに変えて探っていたはずなので、いつも「底から80cmが釣れる」のではなく、その日・その場所・その時間で、「底から80cmが釣れる」という事なのでしょう。
その後は底から80cmでも外道しか釣れなくなったので、タナを底から1mに上げてこまめに誘っていると、約30cmのアマダイがヒット!
相変わらず外道は元気で、毎投魚が掛かり、どんどんオキアミが無くなっていきます。
ついにオキアミが残り1匹になり、下針だけにエサを付けてエサ取りにアピールしないようにそっと誘うと、最後の1投でヒット!
約25cmと小ぶりではありましたが、本命のアマダイでした。
今回の釣果
今回の釣果は、アマダイ4匹(25~36cm)と外道多数(トラギス・キダイ(レンコダイ)・ヒメコダイ・ヒメ)でした。
船全体ではアマダイは1~4匹なので、一応竿頭になることができました。
今日のポイント
仕掛け |
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エサ |
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釣り方 |
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