庄三郎丸で釣れたホウボウ

釣行データ

釣行日 2015年2月14日(土)
船宿 平塚 庄三郎丸
釣りもの ホウボウ(一日船)
潮回り 若潮(干潮6:25、満潮11:45)
天候 曇り / 風波穏やか
釣果 ホウボウ16匹(19~41cm)

冬が旬の魚を釣る

冬場は狙えるターゲットが少なくなりますが、釣れる魚は脂が乗っていて美味しいことも多いのが特徴です。

冬に狙える魚種としてはアマダイやアジなどいくつかの候補がありましたが、今回は友人Kの食い付きが良かった「ホウボウ」に決定しました。

それもそのはず、関東では滅多に釣れない魚であるホウボウが、今年の平塚の庄三郎丸さんではトップ30匹以上の大爆釣となっている上、釣り方も友人Kの好む「コマセを使わず針とエサで勝負」という物だったからです。

私としては、釣り方がルアーフィッシングに近いので少し不安がありましたが、とにかく美味しい魚なので挑戦してみることにしました。

楽しくて美味しいホウボウ釣り

ホウボウ(WEB魚図鑑より引用)

今回のターゲットはホウボウ。

ホウボウは、「まとまった数が獲れないこと」や「季節や漁場が限られること」から、船宿で専門に狙うことはほとんどない魚です。

しかし、「釣りの面白さ」「引きの強さ」「食味の良さ」などから、釣りとして成立すれば非常に人気になり得るターゲットです。

平塚の庄三郎丸さんでは、釣り物が少なくなりがちな冬場に、その年に好調な魚種に合わせて出船するので毎年とても楽しみです。

(中深場のメダイ・キンメダイ五目や、深場の巨大アカカマス釣り、肥えたイナダ釣りなど年によって異なります)

今年はホウボウが豊漁ということで、ホウボウの専門船を出船してくれることになりました。

使用タックル

竿 船宿のレンタル品(全長1.8~2.1m)
リール 船宿のレンタル品(小型両軸)
道糸 船宿のレンタル品(PE2~3号)
テンビン 片天秤
オモリ 30号
仕掛け 船宿オリジナル仕掛け(ハリス4号・全長150cm・2本針)
エサ バケ(上の枝針)、サバの切り身(下の針)

船宿のオリジナル仕掛け

庄三郎丸さんでは当日の状況に応じた「船宿オリジナル仕掛け」を販売しています。

この日の船宿オリジナル仕掛けは、全長120cmほどと短めで、枝ハリスは30cmほど。

上針にバケ(白いサビキのようなもの)、下針は空針にサバの切り身をちょん掛けして狙います。

庄三郎丸のホウボウ用オリジナル仕掛け

庄三郎丸のホウボウ用オリジナル仕掛け

上針のバケには餌を付けなくてもホウボウが釣れるとのことでした。

しかし、当日はサバの切り身にばかり掛かるので、上針にもサバの切り身を刺して使いました(仕掛けがヨレるリスクは高まります)。

ホウボウはまだ始まったばかりの釣り物だそうで、年ごとに仕掛けの改善が進められています。

ホウボウがシラスをエサにしているときはバケが有効など、年々新しい情報が入ってきていますので、気になる方はぜひ船宿の最新の仕掛けをチェックしてみて下さい。

活気のある船宿に到着

友人Kと始発で5時半ごろに平塚駅へ行き、駅から船宿まで送迎をしていただき到着。

船宿はすでに大混雑。関東一、いや日本一と言っていいほど有名な船宿なだけあります。

人が多いので若干バタバタしましたが、船宿のスタッフさんはみんな親切なので、聞けば何でも教えてくれました。

乗船名簿を書き、乗船券を受け取って船へと向かいます。

船に乗り込むと、非常に綺麗で大きな船体でした。

胴の間に釣り座を構えましたが、左右の間隔は広々としており、快適に釣りができそうです。

熱血!船長のレクチャー

船長さんは、出船前にその日の状況に合わせた釣り方の指示をしてくれます。

活性が高い時は底から7mぐらいまでをシャクりながら狙うのですが、今回はホウボウの活性が低めなので、底から3メートルまでの範囲を狙うと良いとのことでした。

船長さんが強調していたのは「ホウボウは、上に動く物に興味を示す魚である」ということです。

当然、置き竿はNG。そこで、基本的な釣り方としては、以下の5ステップになります。

  1. 仕掛けを底まで沈める
  2. 着底後、糸フケをとる
  3. 竿をスッとシャクる、竿を下げながらリールを少し巻く、を繰り返す
  4. 細かいアタリがあればそのまま誘って追わせ、大きなアタリでアワセる
  5. アタリが無ければ③を底から3mまで繰り返した後に再び①へ

ただ、この釣り方だけに固執せず、シャクリの幅やペース、1回にリールを巻く量などを調整し、その日のヒットパターンを探すのが良いようです。

竿は、ウィリー釣りのようにあまりビシッビシッとはシャクらず、スッと自然にシャクる方が良いとのことでした。

実釣記録

出船直後は潮の流れがイマイチ

午前7時に出船し、岸がはっきり見えるような水深16~17mのポイントに到着。

若潮のせいか、潮の流れがイマイチです。

開始直後にトモの人が30~40cmの良型ホウボウを釣り上げます。

胴の間やミヨシにはアタリが無く、私は小型が1匹釣れたのみ。友人Kは全く当たりません。

船長は頻繁に移動を繰り返してくれます。

18~19mほどの少し深めのポイントで、私やKにも30cm前後のホウボウがポツリポツリと釣れ出しました!

しかし、良いポイントにはまると数人が釣れる(ほとんどトモ側)という状況で、苦戦を強いられます。

ミヨシのルアーの方は、船の下の反応が悪いと見るや否や遠投して広範囲を探り、良いペースでホウボウを釣り上げます。

誘いのペースを変えて大正解!

正確な時間は忘れましたが、後半にさしかかった頃、移動したポイントで潮が効き始めました。

海の色と言うか流れと言うか、なんとなく釣れそうな雰囲気が出ています。

しかし、相変わらずトモとミヨシでは良いペースで釣れていますが、胴の間では同じパターンでやってもアタリが少ないです……。

友人Kも私も基本に忠実に、かつパターンも少しずつ変えながら試していましたが、一向に釣果が伸びません(この時点で5匹ぐらい)。

そこで、思い切って大きくパターンを変えてみました(一連の誘いの頻度をあげて、早いペースで誘ってみました)。

すると、25~40cm級のホウボウが連発!!

トモの方に比べると30cm前後の中型が多かったですが、ここで11匹追釣、最大は41cmと大満足な結果に。

パターンを掴めたおかげで、胴の間ではトップの釣果を得ることが出来ました。

友人Kにも色々教えてみたのですが、残念ながら最後までパターンを掴めなかったようです。

(どうやら、途中で仕掛けがヨレていたり、針数が1本だったことも影響していたみたいです。)

今回の釣果

庄三郎丸で釣れたホウボウ

ホウボウ

最終釣果はホウボウ14匹(19~41cm)でした。 友人Kは……ホウボウ5匹でした。

船宿ホームページによると、船全体の釣果として「餌釣りが5~21匹」「ジギングが2~20匹」ということでしたので、胴の間の釣り座で16匹はなかなか良い釣果だったと思います。

餌・ルアー共にトップの方はやはり4隅(ミヨシ・トモ)の釣り座でした。

ルアーの方の釣果は、「ジギング」となっていますが、竿頭の方は、枝針にワームを付け、下針にジグという二刀流で釣っていました。

これはジギングと呼んで良いのでしょうか……!?

ホウボウの食味についてですが、刺身でも、塩焼きでも、揚げても、汁ものにしても、とにかく美味しかったです。

特に、火を通すとホウボウ特有の香ばしい風味が際立ち、最高の味でした。

今日のポイント

仕掛け
  • 船宿オリジナル仕掛けはかなり有効だった
  • 餌を見て追ってくるイメージなのでハリスの太さはあまり気にしなくてよさそう
エサ
  • 当日は残念ながらバケへの反応が悪かった
  • サバの切り身への食いはかなり良かった
釣り方
  • 釣れない時は同じパターンを繰り返さず状況に合わせて変化させる
  • 底から離したところから誘い上げても効果は薄いので必ず底から釣る
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